MacBookProの2018年の新製品が発売になった。6コアのiCore9は大注目の１５インチの魅惑的なスペックに期待したはず。毎度のことなんだけど、新製品でCPUが新しくなると問題が発生する。懐かしい話だけど040のモトローラ時代から新製品のCPUはいつも問題が発生していた。
CPUの発熱により処理スピードが低下している。新しいMacBook Proが到着してから、1週間も放置する人はいない。すぐに開封して、使い始める。Photoshopなどの写真加工でCPUのパワーを確認したいと思うのは心情だ。
そして、つかってみたらやたらとファンが回るのだ。通常ならば2017年版と比較して処理スピードは飛躍的に上がっていると思っていた。
ところが、遅いのである。なぜ？そう思うのが普通である。そして、強者が実験するのだ。冷蔵庫の中で使用するとパフォーマンスの改善が見られた。
アップルはユーザーに正式謝罪した。
様々な作業負荷による広範囲な性能テストを実施した結果、新しいMacBook Proのファームウェアにあるべき、あるデジタルキーが欠けていることが明らかになりました。これはMacBook Proの熱管理システムに影響をおよぼし、高い熱負荷がかかった状態においてクロックスピードを低下させる可能性があります。このバグの修正は本日リリースされたmacOS High Sierra 10.13.6 追加アップデートに含まれており、該当するアップデートが推奨されます。新しいシステムで最適な性能に達しない経験をされたお客様にはお詫びを申し上げます。Appleのウェブサイトに掲載している性能評価の結果に示すとおり、新しい15インチMacBook Proでは前モデルと較べて最大70パーセント高速、またTouch Bar搭載の新しい13インチMacBook Proでは最大2倍の処理能力を期待していただけます。
ほんまかいな？
アップデートで改善するのか？
アップデートしたら元気に稼働している。デジタルキーとはなんだろうね。この説明がないのだけどね。
もう一つ懸念材料がある。キーボードの防塵対策で登場したシリコンの膜だ。これによって、熱はキーボードの隙間から逃げなくなった。基本設計は変わっていない。
シリコンの防塵膜で熱の逃げ場はなくなってきた。これって熱で溶けないですよね？アップルのジーニアスバーは「今現在そのような苦情はありません」と回答している。
なんとなく、危ないかもしれない。
熱でデータが消滅しないようにしたいと思う。
