毎朝、新聞を配達する。夕刊を配達する。集金をする。この朝夕刊配達と月末の集金をやりながら大学に通う。新聞社の奨学金制度で学費は払えるし食事もでる。しかも、個室の寮も無料で給与がもらえる。奨学金に返済義務はない。新聞奨学生の人気が急上昇している。
日本国の大学に進学をする。私学に進学するなら本当に学費は大変である。その学費を払ってくれる。しかも、給与もくれる。食事は朝と晩御飯は出してくれる。条件は朝夕刊の配達と集金だ。これができれば、大学の学費は返済不要の奨学金で払える。ただし、根性が必要だ。
朝刊の配達は都内ならば朝2時の起床で3時から戦争だ。折込チラシを新聞に挟み込み、バイクに新聞を積み込む。そして、重たいバイクを運転しながら新聞を配達するのだ。雨の日も、雪の日も配達する。月末は25日から集金に出かける。自分の配達している部数の集金を対象とする読者宅に夕刊終了後集金に伺い代金を回収する。
寝る時間が少なくなるし、大学の友達とあそぶ時間は極端い少ない。大学に働きながら学ぶ新聞奨学生の人気が急上昇している。3年次の就職活動では抜群の力を発揮する。
面接で「大学以外で力を入れていたことは何です?」と言う質問には、「毎日の配達と集金」と答えたら企業の採用担当は「根性のある学生、時間管理ができている学生」と高く評価してくれる。
奨学金の返済義務はない。しかも、4年生の時には卒業旅行として海外旅行がついてくる。しかも、お小遣い付きで。給与が出るから当然倹約してためている学生は、卒業時に数百万円の貯金をもち卒業していく。
脱落する学生もいる。脱落すると初年度に支給された奨学金は返済の対象になる。4年間新聞奨学生を勤め上げて新潟の地元企業に就職した女性は2017年度のエッセイコンテストでグランプリを受賞した。
受賞した女性の話では4年間は睡眠不足との戦いだった。配達最後の日にポストの前で待っていた読者から手紙をもらった」「4年間ありがとう。あなたが配達してくれたおかげで、安心して新聞を読むことができました。社会人になってもこの4年間を誇りにして頑張ってほしい」
強いよ。4年間頑張った学生は強い。さて、あなたもチャレンジしてみないか。
新聞各社が新聞奨学制度を実施しているが、ダントツ人気は朝日新聞奨学生だ。一番制度がいいかもしれない。
ただし、デメリットがある。
新聞奨学生はどこの新聞販売店に配属されるかわからない。
そこで、裏技を教えてあげよう。
恵比寿、原宿など住んでみたい朝日新聞の販売店に直接応募にいくのだ。
はっきり言って、人気の場所の販売店はすぐに定員になるから高校2年生の春には応募すること。
仮に、大学に落ちても予備校でも奨学金は支給される。
大学の同級生にどこに住んでいるの?と聞かれて「原宿」と答えられたら気分いいでしょ。
早稲田大学の学生に人気なのは「若松町」のお店。個室がちょー綺麗でご飯がうまい。
食べ過ぎで太る女子大生も多数いるので要注意。
頑張れ、未来の日本を支える若者たちよ。