友人から電話がかかってきた。久しぶりの電話で飲み会の誘いかと思ったら内容はちょーヘビー。何と50歳を目前にリストラされる。企業の子会社解散に伴い失業する。さて、どうするべきか。
50歳を目前にしてリストラ
大学時代の友人から実に20年ぶりに電話が来た。
相変わらず電話番号を変えていなみたいだ。
就活をするがどこも採用してくれない。
どこの企業もそうだが一寸先は闇だ。
三菱自動車がグループ企業から見放された。
救ったのは日産自動車だ。
三菱は三菱自動車の再建を放棄した。
友人が勤めていたのは地方の有名企業。
地元ではそれなりの会社だ。
子会社に就職していた。
ところが、その会社が解散する。
採算の見込めない企業は淘汰される。
資本主義の厳しさだ。
実家に住んでいるから住宅ローンはない
考えてみてほしい。
子供はまだ中学生と高校生だ。
旦那さんとは離婚していて収入源を失う。
就活をするもののどこも採用してくれない。
企業側は50歳を前にした女性を採用するか?
採用は企業側も真剣だ。
有能な人でなおかつポストがあればいい。
うまくはまるといい感じになる。
ところが、年齢がハードルを高くしている。
これが現実だ。ならばどうするべきか。
起業するべきだ
この際、起業するのはどうだ。
今までキャリアと経験を生かして会社を作れないか。
最初は一人でいい。
小さく初めて大きくしていく。
これしかない。
なにをすればいいのか。
会ってみよう
泣いていても始まらない。
泣いていると企業は採用しない。
悲壮感が顔に出る。
東京まで出てきてもらって話をした。
広告の営業をしていた。
クライアントにはそれなりに人気を得ていたらしい。
旧来の広告営業は大手も手詰まりなんだ。
ソーシャルメディアを活用する。
どの市場で勝負するのか。
対象の年齢層は何か。
いつまでにどのような人に買ってもらいたいか。
クライアントの宣伝部長の気分でやらないと確実に失敗する。
需要はあるがプロがいない
例えば活況なのはFacebook広告とネイティブ広告だ。
この分野は素人みたいだ。
ならば、今から勉強するのだ。
そんなに難しいことではない。
セオリーを学べば誰でもできる。
生活がかかっているなら大丈夫だ。
真剣にやるから。
教材のリストはリストは教えた。
その場で購入していく。
幸いなことにパソコンは最新版だった。
これなら勝負できる。手順を教えて始めた
目の前でやってみせる。そして、教える。
やらせる。感覚を掴んでもらう。
これから小さな会社が生まれる。
会社の設立手続きもその場で終わらせた。
後は解雇通知をもらって学校に行ってもらう。
8ヶ月間は失業手当をもらいながら学校に行って学んでもらう。
学ぶべきことを学んだら会社を設立する。
失業手当を受給中に会社設立したら手当もらえないもんね。
さあ、成功するか。
必ず成功させてみせる。
50歳の挑戦はどうなるか。
できると思うよ!
成績優秀だったしね。
地方で埋もれる人材ではないからな!
続報を期待してほしい。