Facebookの商業利用は大企業が真剣に取り組んできている。その理由は簡単でテストマーケティングには最適なサイトになっている。日本にいながら海外戦略を構築するためにテストマーケティングができるのが最大の理由だ。ところが、企業は頭を抱えてている。ソーシャルメディアを使うプロが社内にいない企業が多すぎるのである。
日本の企業はSNS戦略で苦戦している
先日、ある団体のセミナーに参加した。
参加者は東証一部上場企業のソーシャルメディアの担当者なのだ。
名刺交換して話をする。
共通するのはソーシャルメディアを使いこなす
社員がいないことが社内問題になり研修を受けて
こいという命令をされた人々だ。
講師の講義は90分単位で3コマ。
途中休憩があってお茶を飲みながら
話をする。
業種は様々でセミナー終了後に
懇親会があり飲みながら話した。
企業の担当者は困っていた。
「ソーシャルメディアを使ったことがない」
使ったことがない人間がソーシャルメディア
戦略を組むのか。
講師も想定外の受講生だったみたいで
ワークシップを行って質問攻め。
気がついたら私が講師になっていた。
SNSを使いこなし正しく理解している経営者がいない
恐ろしい話だが人材不足なのである。
social media manager
これをアメリカの求人サイトで検索すると
求人数は15万を超える。
講師になっている〇〇総研の人も実は
SNSを正しく理解していなかった。
休憩中に質問をするふりをして
間違いを指摘して次の授業で訂正する
状況である。
SNSを使いこなしている日本人は特定の個人である
2013年からSNSの戦略に関して研究して
使ってきた。私の会社でも正しく使われていない。
うまく使っている社員はたったの20人だ。
この数は実になさけない数字だと思う。
では、正しく使うとはどのようなことなのか?
- Twitter、Facebook、Google+、Instagram、YouTubeなどSNSを使っている。
- 基本設定を理解しており、情報流出防止対策を完璧に行える。
- webとSNSの連携を計画的に回すことができる。
- エリアマーケティングにSNSを活用するため解析ツールを使用し必要なデーターを加工できる。
- SNSを理解していない経営陣に忍耐強く説明ができる。
- 必要に応じてSNSのプロを講師をよんでくることができる。
SNSの専門専属社員を社内に配置している会社は少ない
テレビのCMよりもYouTubeに流した方がデータを取れる。
しかも、リアルタイムに取れる。
仮にあなたの企業がCMをYouTubeに流せが5秒後に飛ばされた
件数と最後まで見てくれた件数がすぐにわかる。
YouTubeで人気のないCMはテレビでも見られていない。
テレビは録画で見られている。飛ばされるCM。
これが今の現状だ。ならば、消費者の動向を把握するのにSNSは欠かせない。
こんなに便利なのにSNS対策は宣伝部員一人でやっている企業が大多数。
10名を配置している企業が1社あるのみ。
FacebookとYouTubeの広告は積極的に使いたい企業
電通でさえSNSは実は得意ではない。
電通の関連企業にようやくSNS部隊が集結したが
SNSに関しては電通が収益を確保することが難しい。
代理店が一括で支払う必要がないからである。
法人クレジットカードがあれば、いつでも好きな
広告を動画と宣伝文とともに流せる。
ある企業がインドネシアで販売を計画した商品があるとする。
Facebookページを作成して広告を出す。
首都ジャカルタの中心部の住所を起点にして
半径10キロにいる人だけに広告を発信することが
可能である。
半径の距離は自分で設定できるようになるまで
使いこなしている担当者はセミナー参加者には
いなかった。
Facebookとはどんなものか勉強するより使え!
習うより慣れろ!
どうもお利口さん世代のオヤジどもは
本で勉強したがる。
これを読めば少しは理解できると思う。
この本は本当の初心者向き
書いている著者も初心者と思うぐらい
わかりやすく書いてある。
基礎ができたらこれを読むこと
この本の内容を使いこなせるとあなたはFacebook広告のプロになれます。
オーディエンス、ピクセル、パワーエディタをつかこなせる。
これが成功への道です。