ニューヨークの米連邦地方裁判所は29日、麻薬事件で捜査当局が押収したiPhoneのロック解除を、米司法省が製造元のアップル社に強制することはできないと判断した。iPhoneのロック解除に関して、アップルと司法当局は対立している。NY連邦地裁の判断は重い。
司法省は、捜査当局に広い権限を認めた18世紀の法律を根拠にiPhoneのロック解除を求めていた。地裁判事は「合憲性に疑いがある」として司法当局の主張を退けた。
さらにすごいのは、現代のプライバシーとテクノロジーにかかわる重大な問題は「過去の法律の再解釈ではなく今の立法府によって判断されるべきだ」との判断も示した。
司法省は控訴する意向で、最終的には連邦最高裁の判断に委ねられることになる。だって、双方ともに引かないでしょ。カリフォルニアでの裁判とともに連邦最高裁で堂々勝負してほしい。
アップルの主張を合衆国上下両院はどのように行動するのか?アメリカのみならず、世界が注目する裁判だ。
頑張れ!ティムクック。スティーブも応援している。
Posted from SLPRO X for iPhone.