Googleが求人でCPUの開発者を募集している。なんのために?もちろん、自社で開発するスマホ、さらにはパソコンのためと思われる。いま、アメリカの企業をとりまく環境が変わろうとしている。 シリコンバレーの最大の成功はアップルだ。
時価総額は実に史上最大の6840億ドルとなっている。
次に来るのは
Googleで5140億ドル!
Microsoftは4350億ドル!
アップルに大きく差をつけられたMicrosoftが
創業以来初めてパソコンを販売した。
第2位のGoogleはChromeOSを開発していて、
これを搭載しているパソコンも販売されている。
しかし、売れ行きはイマイチ。 そこで、勝負に出た。
CPUを含めて自社開発をすることを決断したと
仮に考えるならば今回の求人は面白くなる。
パソコンを支配してきたWindowsの
シェアはどーなるか?
実は、開発に手こずり出来はイマイチの
Windows10に怒りを感じているユーザーはかなりいる。
パソコンの売り上げ的には好調なアップルだが、
イマイチなのは企業向けのアプリがない。
アップルはIBMと共同開発も不調だ。
そこの隙間を狙うのがGoogleの戦略だ。
使い勝手と開発しやすさを兼ね備えた
ChromeOSに変貌すればMicrosoftの
企業市場を奪取出来る。
もっとも、この開発は金がかかる。
ハードに、進出するのはもう一つ理由がある。
アドブロックの、普及が急速に広がっている。
つまり、サイトに掲載する広告を表示させないアプリ、
スクリプトが広がっている。
ユーザーは煩わしい広告を排除できなおかつ
ブラウザーの表示スピードは格段に上がる。
アドブロックで大打撃を食らうのはGoogleである。
アドセンスの収入は見込めなくなる。
そのため、アメリカを中心に広がっているのは
「ネイティブ広告」である。
記事広告といえばわかるかもしれない。
投稿風に見せかけて実は広告である。
アドブロックを今はかわせる。
Googleのハード開発は5年後の未来を
想定して起こした行動だ。
アップル、Microsoft、
Googleのビッグスリーに
対抗する企業は出てくるのか?
楽しみな未来だ。
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