2014年9月2日に始まった大凍結祭りはツイッターを使っていたユーザーに多大なる失望と大量のアカウントを失う結果となった。300万のフォロワーがいたアカウントも容赦なく凍結された。2015年のアカウント凍結は500のフォロワーのアカウントも凍結の対象となっていた。そこで、凍結したアカウントの特徴を書いてみたいと思う。
ツイッターの凍結は実は日常茶飯事に行われている。
まず、凍結されているアカウントの特徴がある。
1、ツールを使ってフォロワーを増やしている。
2、つぶやきはボットで数が登録しているつぶやきが少なく何回も同じつぶやきになっている。
3、ブラウザーでツイッターにアクセスしていない。
4、iPhoneなどのモバイルにアカウントを登録しておりツール稼働と同時にiPhoneでアクセスしている。
5、IPアドレスが同じで全てツールが運用している。
友人の悲鳴めいたメールによると80のアカウントが全て凍結されたそうな。
80も運用して何なするの?ともう人もいるかもしれないがツイッターの有効利用を考えると少ない方だ。ただし、これだけの数をこなすためには必要なものがある。電話番号だ。一定数を超えると電話認証が求められる。同じ電話番号で認証していた人は根こそぎ凍結された。
ツイッターアカウントのために電話認証が必要でそのためにスマホの契約をしている人は少ないと思う。友人はiPhoneのツイッター専用の電話を持っており頻繁に電話番号を変えていた。電話番号の変更は手数料3000円(税別)で行えるし手続き完了後すぐに新しい電話を使うことができる。
そこまでしなくても20のアカウントぐらいは使っているのかな。
坂本龍一氏はツイッター、フェイブック、Google+などありとあらゆるソーシャルメディアで宣伝活動を展開している。特にコンサートのライブ中継はネットで行っている。ソーシャルメディアにおける拡散力の強さを創成期から認識しており活用してきた人だ。
ただ、一般的な使い方をしている人は凍結していない。というわけでもない。
たった一つのアカウントを使用している個人も凍結している。
RTを特定のアカウントに対して行っているユーザーは凍結されている。
人気のアカウントのRTを1日に4回行っていたユーザーのアカウントは凍結している。
毎年この時期に何を目的に凍結祭りを開催するのか。
ツイッター社は現在経営的に厳しい状況にあるはずだ。
決算は赤字でCEOもいない。指名委員会はCEO選任に苦慮している。
その理由は簡単だ。ISのアカウント約10万をCIAの要請に基づき凍結した。結果、ISはツイッター社のCEO殺害を宣言している。つまり、CEO就任=テロの標的になるということだ。
ツイッター社はこれから黒字転換を図るために何をするべきなのか。アカウント数=媒体数と考えると凍結により媒体数は激減している。といっても、全体のなん%のアカウントを凍結したのかは不明だ。
凍結された人は何かがおかしかったのかもしれない。
ただ、理由を聞いても返答は同じだ。
「ルールを守ってご使用くだいさい」
何がルールなのか。ポリシーを読んでください。
本当にこれでいいかは判断しかねるが凍結する理由はある程度開示してもいいような気がする。
凍結されたアカウントは復活できない。復活できる場合もあるが根こそぎ凍結されたアカウントの復活は極めて難しい。
ツイッターを使うなら凍結と友達にならないとダメかもしれない。
孤独に耐え、壁を越えられたものが勝利する。