街中で野球をしたことありますか。子供の頃は野球をやっていましたよね。
銀座の街中で、新宿のゴールデン街で野球をやったらどうなりますかね。
今話題のCMがあります。さあ、ご覧ください。スカッとしますよ。
見ましたか。審判が警察官というところがいい。
OLのお姉さんの仕草。野球選手そのものでしょ。
ボールよりはるかにでかい胸に注目している人は
別として何を感じましたか。
最後のシーンは、小倉の駅前ですよね。
ムチムチのタイトスカートのOLさんが
バッターに立ちます。
ピッチャー振りかぶって第1球投げました。
バッター打ちましたホームランコースです。
「あーちょっと、スカートが裂けましたかね」
「最初からですね。ご安心ください」
外野は取れるか。
あーージャンプ。
豊田くん
キャッチ
アウト!
何回見ても面白いでしょ。
そこでCM批評。
街中で野球をする。この設定は明らかに人間の深層心理に問題提起をしている。
普通はやってはいけないことを、スイッチを押した瞬間常識の概念が壊れている。
街が野球場になる。危険を顧みず野球に没頭する。
審判が警察官なんだよね。つまり、みんな壊れた状態ですよ。
ボールはストレス。バットはそれを吹き飛ばす人間の怒り?そう考えるとものすごく面白い。
銀座生まれ、銀座育ちの人に聞いたことがある。
銀座の子供達は缶蹴りを屋上でやる。
ビルとビルの間を飛び越えてかくれんぼする。
本当らしい。写真を見せてもらった。
そして現場に行った。非現実的な遊びには良識がブレーキをかける。
でも、いちど一線を越えると危険を顧みず遊びに興じる。
最後に車がジャンプして窓が開きナイスキャッチのこのCMは
人間の殻を破りたいという欲望を示しているのかな。