築地という地名は世界のブランドである。もうすぐ市場は移転する準備に入る。といっても豊洲への移転は2016年の秋を予定している。築地ブランドは豊洲に変わるのか?注目の引っ越しなのだ。
築地は関東大震災の火災で消失した日本橋河岸の代わりに、築地に市場を設立した。今の場内の問屋さんは日本橋から引っ越してきた業者さんが大半だ。そして、築地は世界一の市場と言われる。全国の漁師は自分の魚を築地に送りたい。それが漁師の名誉と感じているのかはわからないが、24時間ひっきりなしにトラックが全国から食材を搬入している。
ニューヨークもアイルランドも南アフリカも築地に魚を送りたいと思っている。なぜなら、いい魚は世界中から集まってくる。湯島の行きつけの鮨屋さんもマグロの生はアイルランドがいいと言っていた。不思議にうまいのである。日本の近海物と引けをとらない。
築地4丁目の交差点にある「おかめ」はマグロ問屋が経営する鮨屋さんで、マグロはミナミマグロがいいと言っている。一貫100円であるが100円とは思えないマグロの赤身は出勤前のサラリーマンが2貫食べて元気をもらっていくのである。
築地市場の中には食堂が沢山ある。観光客も場内で鮨を食べるのが楽しみなのだ。連日大行列の鮨屋さんはたくさんあるし、最近は大手チェーン店まで出店している。この築地市場が発祥の吉野家は3回行けばあなたの注文を暗記してくれる凄腕の職人さんが待っている。
そんな、築地は実はB級グルメの宝庫なのだ。
場内のB級グルメ
1、鳥藤
場外からやってきた鳥の卸問屋さんが経営する鳥料理の専門店。
親子丼、親子カレー、シンガポールチキンライスなど大人気。
2、中華のやじ満
ジャンボしゅうまいが有名ですね。五目そば、牡蠣ラーメン、あさりラーメンなど季節限定品もある。
3、高橋
市場の中ではかなり高額なお店。でも、連日超満員の定食屋さん。金目の煮付けは時価です。
穴子丼はすぐに売り切れます。
4、中栄
インドカレー550円は早い、うまいの言葉通り大人気。
5、大和、寿司大
場内の二大巨頭鮨店で連日大行列です。並んで食べる価値はあります。
書いたら止まらなくなるので本日これに打ち止め。(笑)
でも、しばらくはB級グルメを連載していきたいと思います。
食べに来てね。