築地市場の名店、豊ちゃんは2014年9月末日に創業家が経営から身を引いた。 そして、新しい経営者が引き継いだのだ。今日初めて行ってきた。 驚いたが追い回しの爺さん、婆さんは残っていた。
そうだろうな。 あの歳で再就職はなかっただろうな。
そう思いながら、店内に入ると活気はなかった。
揚げ方はプロなのか？それとも、だめか？
メニューは少なくなっている。
客の行列はない。
寂しい感じ。
そこで考えたが、頭ライス。
カツ煮とご飯だな。
さあ出てきた。
あれ？小さい。薄い。
ご飯 米が違うぞ 割れてる 古米だ
お新香 だめだ。あの絶妙な塩味はない。
これでは、客は来ないよな。
おじいちゃん、おばあちゃんの お店かな？
では、比較しよう。
これこそがオリジナルの豊ちゃん
これが元祖豊ちゃん
米の粒がそろっている。
お新香 野菜が生きているよ
築地市場の豊ちゃんは味だけじゃなかった。
あの元気な作り方。
女将が怒鳴る。
若女将が打ち返す。
あのパワーも食べに来たんだよな。
墓場の食堂になってしまった。
たぶん、もう行かない。
高円寺に行こうかな。
高円寺には揚げ方が独立して あげものや
豊ちゃんがあるんだよね。
ここで食べるのが本物だよ。
追記
２０１７年５月３１日で豊ちゃん（後継の店）は閉店しました。
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