会社を経営する高校生がいる!

自由時間

ガキのiPhoneの液晶が黒くなっている。「部活中に雨が降りやられた」と言っているが真相はわからない。ジーニアスバーの予約は満帆。そこで並ぶことにした。部活があるから渋谷にして欲しいと言われてアップルに行ったらすげー列。

渋谷のアップルで交換されたiPhone。
左下の液晶が黒くっている。
水だよね。

交換が終わってマクドナルドで昼食を
とりガキは部活に行った。
ガキを説教している間に隣にいる
学生たちは必死に何かを打ち込んでいる。

MacBook Air、MacBook Proを
持った学生は議論しながら何かを
書いている。書記の女子は困っていた。

あまりに真剣な話をしているが
喧嘩になりそうになったから
私が止めた。

「何もめてるの?」
「文言で意見の一致ができず」

見せてもらったらなんと起業目論見書だ。

会社作るの?起業?

「もう2つあるんですけど3つめです」

この学生たちは日吉の高校生だ。
書記をしているのは法学部の女子学生。

すでに会社を2つ経営している。

「あのさ。卒業できるの?」
「2年連続の留年は退学除籍になるので
勉強はしています」

日吉は厳しい。
自由である反面、容赦なく退学除籍処分にする。

そこで、書き直しをさせた。
こうすればと提案して「あ、それいいですね」
となんとかまとまった。

新入社員の頃から小さな会社を作る
訓練を受けてきたし実際に何社も作った。
25年間生き続けている会社もある。

よくよく考えるとおいらも会社を作るのが
好きなんだよね。

この高校生としばらく話していると
次々に新しいアイディアが生まれてきた。

「すいませんがそのアイディアもらっていいですか」

と高校生らしからぬ5人は笑顔で要望するから
了承した。

資本金はアルバイトで貯めた金で
小さく作り祖父から借りた金で
運転資金を稼ぎ出し運営した。

会社が潰れそうになり立て直すの
大変で留年した。

さっきまでど説教していたうちの
ガキとは180度違った高校生。

ラグビーしか考えていない高校生と
起業した企業運営しか考えない
高校生。

 

学部はどこに進学する?と聞いたら
「どこでもいいんですけどね」
と言い放つからこうアドバイスした。

1、消費者心理学とマーケティングを専攻するために商学部
2、AIを研究するために理工学部
3、企業統治を勉強するために法学部法律学科
4、企業会計を学ぶために商学部
5、体系的な心理学を学ぶ文学部

5人の行き先はこれで決まった。(笑)

この学生君たちはきっと将来大金持ちになる。
何が凄いかというと女子大生を運転手がわりにしていることだ。
全員運転免許証は持っているけどね。

さあ、頑張れ!

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