ランチに肉か魚か選べと言われたらあなたはどちらを選びますか?もちろん、肉は極上です。魚は今が旬の魚。今日の選んだ基準は天気でした。エネルギーが欲しい。だから、肉。ヒレ肉200グラム。これをどう料理したと思いますか?
雨の日の早稲田は静かである。
大学はもう終わったのかな。
学生がものすごく少ないのです。
日本の大学生は気楽なもんだ。
今頃アルバイトに精を
大している時でしょうか。
そんなことを考えながら
歩いていると黒く重い扉が
見えてきています。
その扉の向こうには
神楽坂の友がすでに
食べ終わっていました。
今日はなんだったのだろうか。
何と言ってもこのお店は過去に
J-Waveで取材を受けて以来
マスコミにさらされておりません。
知っている人は幸せになる。
食べたことのある人はさらに。
早稲田大学の好奇心旺盛な
田舎者はなぜか金がないのに
一生懸命ランチを食べに来る。
そして、夜は自分でコンビニ
弁当と酒を持参して飲む。
話し相手が欲しかった。
横で食べているおじさまたちの
熱い視線を浴びながら。
これぐらい根性がないとね。
これが大事だよ。
きっと社会人になったら
食べに来てね。
「肉と魚はどっちがいい」
そう聞かれて
最初は魚を選択しようと
思いました。でも、
なんとなく寒いしね。
エネルギーを確保しないと
いけないから肉です。
冷蔵庫から出てきたのは
大きなヒレ肉。
かなり適当に切っております。
200gを超えています。
小麦粉をふるいにかけて
卵を溶いて、、、
とういうことはビフカツ。
いいですね。ビフカツを
歓迎です。
スープは白く濁っています。
キノコ系ではありません。
長芋でもなく、色は似ています。
出てきて飲んでみたら
うーん。この味は何?
めちゃ美味いんですよ。
舌の上に絡みつく悪女のように
濃厚なスープと思ったら
すっきり消えます。なでしょか。
「わかった?」
「わからないよ」
「ゆりの根だよ」
「ゆりの根スープ」
いくら素材にかけているのだろうか。
この高級スープをランチに出す。
俺はものすごくついていた。
サラダはいつものごとく
みずみずしい輝きを放ち
「君の健康を維持する量だ」
とサラダが語り変えてきているようだった。
そして、竈焚きご飯は
銀シャリというに等しい
輝くお米。
肉はカルピスバターたっぷりの
大きなフライパンに乗っかった。
「ジューーーー」
この音が食欲をさらにそそるのだ。
オーブンに入った。
あとは出てくるの待つのみだ。
出てきたぞ。
さあ、食べようかな。
見事なまでのレアです。
と思ったらしかりと火が通ってます。
ソースが絶品だよ。
口いっぱいに広がる肉汁との
相性はバッチリです。
奥の緑の野菜は何でしょうか?
この野菜に記憶ある私。
そうですよ。
高菜です。
これがうまい。
口の中に春が広がる感じです。
寒い中やってきた甲斐がりました。
そして、デザートはなんだろうか。
先週は酒粕のブラマンジェ。
今日はこれ!
わかりますか?
バナナです。ココナッツの粉で焼いたんだって。
バナナケーキ
明日はなんだろうね。
明日も行きますよ。
一緒に行きたい人いますか?