65歳からのMacBook Air 

MacBook Air

Yosemiteにアップグレードしてみて

いろいろと不具合もあったけどやっぱり

便利だなと思います。

FaceTimeのキャッチホーン機能は

ありがたい機能だな。

遠方の友達とFaceTimeをしていた。

地方の秋は美しい。

その映像を見ながら自分が紅葉の森の中に

いる気分で話ができる。これは実に楽しいのである。

そのとき、着信音がなる。

あれ、何この音?

先に話していた友を待たせて出てみたら

おやじだった。

かけ直すと言って元の友達との会話に

戻れる。

 

今回、iPhone6Plusを購入した親父は

使い方がわからない。

よって、愛用のiPadからFaceTimeを

かけてきた。80歳の老人にはいい

おもちゃなのだ。

 

そして、こりはじまったら止まらないのが

親父の悪いところでまとめて聞けばいい

ところを頻繁にかけてくる。

 

ちなみに、FaceTimeがかかってくと

MacBookAir、MacBookPro Retina、iPad、

iPhone6の4つのディバイスが同時に鳴り響く。

よって、息子に代わりに出てもらい使い方を

教わり始めた。面倒になった息子はおじいちゃんの

家に行ってくるといって自転車で向かう。

 

孫に教わるのが楽しいと思うのだが、どうも

老人のプライドなのか、いまいちみたいなんだ。

それでも、いけば大歓迎でお小遣いを

もらうのが目的の餓鬼は必死になって教えてくる。

 

そして、裏技を教えてきたみたいなのだ。

電話のViber,Lineの電話を教えたのだ。

すると、Lineで電話して使い方を教える羽目に

なった。

 

敬老会でiPhone6Plusを出して使い始めると

注目されるらしくどんどん増えていくiPhone6

plusのユーザーなのだ。

その影響で吾輩が敬老会でiPhoneの使い方

なる講習会を開催する羽目になった。

 

これが大変。

2時間教えて汗だくになるぐらい忙しいのだ。

まず、覚えない。

メモしてもメモしたことを忘れる。

仕方ない年齢なんだがこの老人たちが

必死に覚えたアプリがある。

 

株だ。

この年代は株が大好きで毎日株価を追っかけている。

iPhone片手に証券会社とメールでやり取りしながら

取引をすることを覚えた人が3名いてこの老人が

周りの老人たちを引っ張り出した。

 

すると変わるのである。

老人も金がかかると脳みそのスイッチが入り

真剣になる。iPadで見ている方が楽だとわかり

iPadも購入してきたと思ったらアップルストアで

MacBookAirを購入してきた老人が3名。

 

この老人は株に特化した使い方を教えろと

いいだしたのである。

ぼけ防止には最高のおもちゃだ。

そして、アプリの連携とNumbersの使い方。

メールの使い方を教えたら目を大きく開いて

画面を見ている。

老人たちが大絶賛したのは、MacBookPro Retina

MacBookAirで証券会社に注文を出しながら、

Macから電話がかけられることだ。

受話器を握っているのが疲れるらしい。

なるほどな。

こんな需要があるんだな。

画面が大きいほうがいいと5Kのディスプレイを

購入した人もいる。

しっかり、シェル型にしてつかっている。

朝の9時から15時までは

11時から13時までの休憩は老人の

情報交換の場になる。

ここで、FaceTimeが大活躍するのだ。

 

私たちが考えるかなかった需要がここにある。

 

「Windowsよりたのしい」

「iPhoneで株取引ができる」

「軽くていいぞ 孫に尊敬されてるよ」

「これでどこでもできるぞ 日経もこれで読んでいる」

「これはいいぞ パソコンから電話がかけられる」

こぞって銀座のApplestoreのOne to Oneに通い始めた。

 

平日の昼間に老人がAppleに

集結しているのはこれが理由だ。

そして、こんなことを言い出した。

「今日の先生は若くてきれいだ」

 

いくつになっても、金と女に目がない者は

ぼけない。そう確信した。

これで、お役御免となるようだ。

でも、おいらのお古のMacBookAirと

交換してくれないかな。

講師料がわりに1台はダメかな。

駄目みたいだ。

少し悲しい。

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