ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 天才の共演

自由時間

 

クラシック音楽は大好きです。

なぜなら、小学生のときから母が
購入を許可してくれたのはクラシック音楽のみ。
そして、小学生の分際でカラヤンを一人で聞きに行く。
普門館の音響は最高でした。カラヤンが大絶賛した
この音楽の殿堂は今は耐震性の問題から立ち入り禁止です。

耐震構造に問題が見つかり、吹奏楽コンクールも
今は名古屋国際会議場で行われています。

今日はふと思ったんです。いつもいるCafeで流れている
JPOPにあきたのでiPhoneに入っているクラシックを聞きながら
ちょいと作業を使用かなと思ったら、なんと絶好調な音楽が
入っているではないですか。

久々に聞きました。

ラフマニノフピアノ協奏曲第2番

指揮小沢征爾 ボストン交響楽団
ピアノ    クリスチャン ツイメルマン

 

1975年第9回ショパンピアノコンクールで優勝して

東京文化会館のコンサートにに行ったな。これも一人。

しかも、最近では浜離宮ホールでコンサート。

このホールは小さいから距離感がよかったな。

最近はバーゼル音楽院の教授らしい。

しかも、日本が大好きで長期滞在しているとか。

ちなみに、話は変わりますが、ブーニンは日本人女性と

結婚して日本にいることを知ってます?

なんで、世界的なピアニストが日本を好きになるのか

理由は何なんでしょうか。

ブーニンに関しては後日書きます。

 

ラフマニノフピアノ協奏曲第2番

ピアノから始まるこの音楽。

こんな感じかな。

 

静かに人が森を歩く。

その足音がだんだん大きくなっていきます。

そして、その足音からその人間の感情の高ぶりが

現れ、人間の歴史を物語るかのごとく激しさと

緩やかに流れるメロディーの合奏。

 

人間には浮き沈みがある。心にも生活にも。

だから、考える時間が必要なのだ。

そうか、誰かが助けにきてくれたのか。

それとも、ワナなのか。

オーボエが人を慰めるように、ピアノは

それて応えるがごとく。

 

そして、悩みもがく人間の心をフルートがうけつぐ。

ピアノは悩み苦しむ自分の心を表現する。

あ、ひらめいた。自分の人生を鑑みる音楽。

そして、マーチのようにすすむ。

思いおこせば人生とは何だったのだろうか。

 

クラシック音楽は楽譜は同じでもアーティストによって

全く違う音楽になる。

このアルバムはラフマニノフピアノ協奏曲第2番では

永遠不滅の最高傑作だろう。

 

天才ピアノにストの技を追うように

指揮者と楽団員は呼応する。

 

ピアニストの技を信じてタクトを振る指揮者。

ピアニストは指揮者の天才ぶりを確かめるがごとく

自己の表現方法を崩さない。

 

第3楽章は天才同士の表現のぶつかり合いだ。

スタートのパーカッションがいい音だよ。

ツイメルマンが仕掛ければ、小沢征爾がこたえている。

そして、小沢征爾がけしかけるとピアニストはそれを

即座に表現でかえす。

素晴らしすぎ。

 

人間の歓喜とは音楽で表現するとこうなるのかな。

さて、あなたはどうお感じでしょうか?

 

ぜひ、聞いてみてください。

cropped-IMG_4035

 

Rachmaninov: Piano Concertos Nos. 1 & 2
カテゴリ: Classical

タイトルとURLをコピーしました